みんなで本の買取
皆さんが実際に本の買取をする場合、いくらの値段を付けるか悩まれたこともあると思いますが、本の買取に正解というものはなく、各書店の店主の価値観や書籍の在庫状態によって大きく左右されますので、1冊の本に対する価格は皆さん違うのです。
古本を営むにあたって必要となる本の買取の重要性を仲間で集まって話しをすることがあるのですが、本の買取方法はみんな結構バラバラで、基本的に個人から本を買取るというひともいれば、主に出張買取で本を仕入れているという人もいますし、ブックオフなどの古書店でセドリをするかたや、 yahooやアマゾンのオークションを利用する方もいます。
本の出張買取を行っていない古本屋も多いのですが、その中でも出張して買取に出向く書店は、お客さんに喜んでもらえるように、満足して笑顔で帰れるように心がけている店主も多いので、本を仕入れる際に心がけていることも聞いてみたのですが、やはりまずは本の状態を確認するようにして、同じ条件でも初版であればマニアに受けるので、その辺りも入念にチェックしているようで、同じ金額で帯が付いているのと無いものであれば、間違いなくお客さんは帯のある方を購入するので、この細かい点にも注意しています。
本の出張買取をしている書店の店主は、服装や言葉遣いにも気をつけて相手に良い印象を持ってもらうように気を付けているようでして、会話をする中で本の買取に何を求めているのかを引き出そうとしている人もいます。
やはり個人でセドリをしている素人とは違い、さすがプロの仕事だなと感心しました。
本の買取に関するインタビュー
一般書の販売を中心にしている書店のオーナーに話を伺うことが出来たのですが、本を買取りする際は状態の良い本を仕入れるようにしており、蔵書印は勿論のこと、書き込みや線引き、水濡れがないかを気にしてチェックしているようです。
ネット販売は、購入する人が現物を見て買うことが出来ないので、クレームなどの事も考えて神経を使うようで、古本屋の店頭で見かけるカバーの傷んでいる状態の商品を、そのままネットで販売することは、消費者の心を掴めないばかりか、納得することはなく、お店の評判を下げてしまい、今後の店の売上にも影響を及ぼすので注意しているとの事です。
また、本の買取や仕入れで苦労をされるポイントとして、売る側と買う側での価格のギャップが目立つところでして、最近では一般の人もネットで検索をすれば販売価格の相場も分かりますので、本の買取を依頼される方も他店と価格を比較されることも多く、査定をしてあげても無駄になってしまうことも少なくないそうです。
ブックオフなどでも本の買取に力を入れて、古本屋に買取を依頼してくる人は少なく、現実はそんなにあない実情ではなく、これからも仕入れ競争も激しくなる一方です。
また、お客さんに買取した値段の安さを理解してもらい、お互いに得をしたと思えるような関係にすることが重要で、最近では古本の売買で本の状態や稀少価値において、買い手にとっての優先順位は下がってきている実感があるようです。