おばあさんから時計を遺品分けしてもらいました
私の知人はおばあさんの遺品の中から、遺品分けの品として腕時計を譲ってもらったそうです。
おばあさんが購入した当時では腕時計はかなり高価なものだったでしょう。
国産メーカーでぜんまいを巻いて使用するシンプルなものでした。
しかし、ぜんまいを巻いてしばらくは時刻の進みが速く時計としての役割は果たしてはいませんでした。
しかし彼女はいつもその時計を腕にはめ「時間は携帯電話で分かるから」と笑って話していました。
時計の役割は果たさずとも、ファッションの一部として取り入れているようです。
そして何より、どうして時間のあっていない時計をつけているのかと聞かれるたびに、おばあさんを思い出す事が出来るそうです。
こうしたエピソードもあるように、故人の遺品はそのもの自体の正しい役割を果たせなくても、故人を思い出す品として、孫やその又子供へと受け継がれていく素敵な品物なのではないでしょうか。